twitter + 人力検索

こういうサービス↓がすでにあるので二番煎じになることは重々承知の上だが、もっと改良できないか(結構マジに)考えてみる。
Twitterで人力検索を実現する『Twitter Answers』
上記のサイトの使用方法

(1) Mosio accountを作成する。
(2) id:qnaをfollowする(http://twitter.com/qna
(3) id:qnaに対して、質問したいことをダイレクトメッセージとして送る。
(4) id:qnaのfollowerに質問が届き、誰かが質問に答えてくれるのを待つ。(回答するにはMosioにサインアップすることが必要。)

この方法だと、

(1) 回答の質がfollower数に依る。
(2) そもそもサインアップが面倒くさい。
(3) わざわざ回答するメリットがあまりない。
(4) リアルタイムで返答が無い。

などの問題点がすぐに浮かんでくる。


特に致命的なのは(1)である。"Wisdom of Crowds"が全く生かせていない。『6次の隔たり(人は自分の知り合いを6人以上介すと全世界中の人々と間接的な知り合いになれる)』という仮説があるが、これまでは物理的な制約があったため現実にどうこうできるものではなかった。
しかし、twitterは書き込むまでの敷居が非常に低いこともあって、これまでに無いほどの地球規模の「巨大な人間マップ」を構築することに成功している。つまり、twitterは『6次の隔たり』を地で行く事が可能になった初めてのサービスであると考えられるのだ。理論的には全世界中の人に対して質問を投げかけることが出来る。それを生かさない手は無い。


そこで、私が考える新たな検索方法は以下の通りである。

(1) 質問者は質問が思い浮かんだ瞬間にtwitterにつぶやく。
(2) 質問者をfollowしている人で、回答できる人は直接回答してあげる。
(3) 一次followerで回答できない場合、回答できそうなtwittererに@でコピペ転送する。
(4) 二次followerで回答が・・以下同様
(5) 回答できるn次followerの人は@で直接質問者に回答する。

twitterが善意に満ちたtwittererであふれていれば、問題はこれで解決であるが、(3)(4)・・の流れが続いていくとは到底考えられない。よってやはり、そこは人力検索に従って回答者、さらには回答者に至ったまでの1〜n次followerには報酬を与える方式にする。
よって質問者、n次follower、回答者は以下のようなテンプレートに従って質問することとする。

        ↓質問であることを示すフラグ    回答者に対する報酬↓
(質問者例)「[?] 不老不死を可能にするために必要な技術は? 100pt, 300pt」
                     1〜n次followerに対する報酬↑ 
 
(n次follower例)「@(n+1)次follower [?]不老〜#質問者 #一次follower ...#(n-1)follower」
(回答者例)「@質問者 [!]hogehoge〜」
             ↑回答であることを示すフラグ

この方式を採用すると上記の問題点は全て解決する。

(1)→『六時の隔たり』仮説によるfollowerの指数関数的増加
(2)→質問者はただ呟くだけ。
(3)→@でコピペ転送するだけで報酬が入る可能性あり。
(4)→人力検索に比べ、素早い回答が得られる。

問題点

・フラグを認識して、質問、回答の一覧を表示するサイトの開設。
・サイト運営費はどこから捻出するか。(手数料の徴収?ビジネスチャンス!?)
・@指名されてないが、follower同士のため質問が見える人が回答した場合。
・1〜n次followerまで自動に足跡を調べてくれるプログラム開発。

どんなもんでしょうか?